ロールプレイングゲームには経験値というものがあります
モンスターを倒して経験値を獲得してレベルアップをしていきます
それとは別に装備品を整えてパワーアップを行うこともできます
ですが結局はそのキャラクター自体が経験値を積んでレベルアップをしなければいくら強力な装備を整えても強くはなれないというシステムです
最近のゲームは経験値がないものなどもありますが昔ながらのRPGは大抵そのようなシステムです
このシステムはよくよく考えてみるとゲームであってとても人生のような側面をしていると感じます
人生のRPGの話
人が生きていく上での経験値とは何でしょうか?
この世界にはモンスターはいません
ライオンやゾウといった動物はいますがそれを倒して経験値を得ることもできますがそれでは武井壮にしかなれません
別に武井壮のような人生をバカにするわけではありませんしケンカやサバイバル術という点ではそれも人生経験だとは思いますがそれではリアルRPGになってしまいます
人間社会の中での経験値となりますので社会経験が人としての経験値としてみます
この人生の中では私が主人公ですから勇者みたいなものです
学校に通い友達と交流をして経験値をためて勉強を教わって技術と知識を獲得します
学校編ではボスがテストといったところでしょうか
ただテストは次の人生のステージ分岐で通過点にすぎません
学校ステージから社会人ステージに移ります
そのまんまオープンワールドですね
どこにだって自分の意思のままに行けます
これまでの経験値と現在のレベルによってある程度制限が生まれますが世界の端を見て回ってもいいし宇宙に飛び出すことだってやろうと思えばできてしまいます
一般的なルートでは現在の経験値とレベルに見合ったステージに進みますので会社で働くルートでしょう
さてゴールはどこでしょうか?完全にマルチエンディングです
魔王もいなければ悪の組織を壊滅させるわけでもありません
私としてはやりたいことをしてハッピーエンドで終わらせたいというのがこのRPGのゴールです
そしてやりたいことをやるにもそれ相応の経験値が必要です
やるかやらないかの話
この人生の中ではほとんどの選択肢は2択です
やるのかやらないのかです
そしてやるということには経験値が貯まっていきます
やらないという選択は時間は無駄にしませんが経験値も貯まりません
人に任せたり人に聞いたりすることもできますが自分自身には経験値は貯まらないのです
できることならやってみましょう
この世もRPGもやれそうでやる暇もあるのならやった方がいいです
必ず何かしらの経験値となって自分自身に返ってきます
やってみてダメなことも経験値です
目の前のモンスターを見過ごす必要はありません
どんなドロップアイテムが落ちるかもわからないのです
そうやってレベルアップをしていきましょう
経験値を積めば積むほど進めるマップは広がっていくのです
いくら装備やスキルを整えたところで自分自身は成長しないのです
やるかやらないかをずっと迷うならやってから考えましょう
経験は知識や技術よりも自分自身を成長させてくれるのです
この世界に魔王はいないかもしれませんがゲームオーバーはあります
何もしないでいると前に進むこともままならなくなっていきます
このように考えてみればこの世界も決められたシナリオやストーリーやエンディングはありませんがゲームみたいなものなのです
やってみる精神の話
結局のところやるかやらないかという選択をするのは私自身です
決断には勇気がいります
でも私が決して進む道さえ誤らなければやると決めたことはきっと正しい道につながるのです
その為には人として正しい選択をできる考え方が必要です
そしてやると決めたことを実行する精神力も必要です
決して楽な道ではないかもしれませんがやると決めて実行することは間違いなくあなたのレベルアップにつながるのです
ただ気を付けなくてはならないのはやるということも間違った道を突き進んでしまうことがあるということです
正しい判断が出来なくなるとせっかくの勇気ある決断も悪の所業となりえるのです
この人生にはシナリオもストーリーもエンディングも決められていませんのでもしかすると自分自身が魔王のような存在になることもあるのです
もしかすると中ボスみたいな何とも言えない悲しい結末もあるかもしれません
正しい判断のできる基準となるのは正しいものの考え方です
人として誰が見ても正しいという生き方をすることがその判断力を養う礎になるのです
正しい道はどんなにつらく険しい道であったとしても必ず明るい未来につながります
どんなに楽で簡単な道だったとしてもその道が誤った人として歩むべきではない正しくない道であるならば明るい未来にはつながりません
正しい選択には正しい生き方が必要であるようにハッピーエンドには正しい選択が必要なのです
私がこの人生というRPGをハッピーエンドで迎えれますように正しい道を歩みたいと思います。