高齢社会との暮らしの話

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現在の日本の人口は2019年9月15日推計で1憶2617万人です

その中で65歳以上の高齢者は3588万人です

28%以上が高齢者ということです

総人口は減っているのですが高齢者は増えています


地方の高齢者問題の話

ざっくり日本で言うからこの人口比率ですが都市部と地方部での比率は変わってきます

総人口で考えれば10人に2,3人が高齢者という計算です

都市部で考えればそんなもんかなといったイメージでしょう

田舎暮らしをする身としてはそんなもんでは済まない状況です

すでに周りの環境のイメージでは10人に5,6人以上は高齢者のように感じます

都市部で家族の近所や一緒に暮らす高齢者も多いとは思いますが地方に残る高齢者も多いということです


すでに65歳はすでにまだ現役で働いていてもらわなければならない人材です

実際近所のコンビニでは深夜も若かったら失礼ですが高齢者のような方が働いておられます


農業や製造業などの職人も高齢者ばかりになってきています

私自身も4年前から実家に戻り農業を手伝ってはおりますが主力ではありません

兼業農家ということになりますが仕事に就いているのでどうしても農業にあたれる時間が限られてしまいます

高齢者にあたる両親と祖父が農業を主に行っております

祖父にいたってはもうすぐ90歳になろうとしております

腰は曲がり足腰も不自由になってはいますが畑に出て野菜を育てています

すでにそのような時代になっています


高齢社会の問題点の話

一般人の私から見てもわかるような高齢社会の問題点を考えてみます

  1. 医療・介護従事者および施設の不足
  2. 年金・医療費など税金費用の増加
  3. 経済活動の縮小
  4. 出生率の低下
などが思い浮かびました

高齢者が増えた分だけ病院や医療従事者の数が必要になります

それに伴う医療と生命維持活動に費用も必要になります

財源が不足するようであれば納税者への負担額も増えてくるでしょう


そして高齢者が増えることによって経済活動が鈍ってしまう恐れもあります

主要な消費者の20~50代の人口が年々減ってしまうのです

この辺りはもしかすると高齢者向けの商品の開発などで改善はされる可能性もありますが金遣いの荒い高齢者というのはあまり見かけません

その時代に併せて消費者層が変わっていくのでしょうか


それから若年層に向けて税金などの負担を増加させてしまうことになってくれば当然将来の不安などから若年層の出生率も下がり高齢出産が増えてくるかもしれません

そもそも経済的不安から結婚するという選択肢がなくなってきているのは私も感じています

ブラック企業とまでいわれるような悪質な企業はコンプライアンス問題などが注目されて減少しているとは思います

ただし企業も費用の効率化を考えて最低限度の賃金で雇ってしまおうという所が増えているような気がします

年功序列制度が失われた分ホワイトな範囲内で最低経費で社員を雇う企業が標準になっているように思えるのです


高齢社会とこれからの話

とはいえ高齢社会はこれからも増大していきます

両親ももう高齢者になってしまいました

私もあと28年で高齢者の仲間入りです

安心して子供が養える環境作りが若年層の増加には欠かせないと思います

今の私たちがこの世に生きて世の中を作っているのです

結局のところ問題はたくさんあるけれど一気に解決できる方法なんて思いつくことはないと思います

あるなら実行されているでしょう

それでも携帯電話やインターネットの普及により確実に以前より社会は暮らしやすくなっています


私にできるのは少しでもよくしていこうと意識をもって日々改善していける生活なのだと思います

高齢社会は紛れもなく今まさに直面している問題です

それと付き合っていかなければならないのが私たちです

嘆いていても何も生まれません


若年層がこれから減っていくということは人材にそれだけ価値が生まれるということです

価値が高まれば賃金が上がります

賃金が上がれば生活が潤うでしょう

企業も人材の価値を再認識すれば人件費に費用を充てるはずです

それに気付かないような企業はとっとと転職してやりましょう

いち一般人の私でも気付くような問題点に気付かずにないがしろにして慌てて人材の必要性に気付いたころにはそんな企業は潰れてしまうでしょう

そもそも人材なんて言葉は人財という言葉ができるくらい昔から会社運営に大切だと言われているようなことです

企業を1つに絞って終身雇用を行う必要もないのです


だけれども人財なんて言葉は企業側や経営者が社員に対して思う言葉です

"お客様は神様だ"なんていうお客様はお客様だとは思いません

会社には必要な人材として働いていけるよう努力をしましょう

必要な人材として仕事ができているからこそ対価として賃金が発生しているのです

謙虚に誠実な姿勢でいましょう

お金に執着してしまっては人生の生き方を間違えてしまいます


お金は人生を豊かにする1つの要素にしかすぎなくて本当の人生の幸せは私自身が見つけることなのです

お金で得られた満足は欲望でしかありません

欲望にはきりもありません

欲望では生涯満足などできないのです。