日本語という言葉は本当に物事を複雑にさせると考えさせられます
ひらがなで話せる言葉をカタカナや漢字で表現をします
それによって侘び寂びの精神のような豊かな表現ができるというメリットもあります
ひらがなで話せば柔らかいものを漢字にして固くさせたりカタカナにしてかっこいいもののようにイメージさせたりします
そしてそのイメージを印象操作としてたくさんの場面で利用しているのです
その印象操作によって少なからず生活に影響を与えています
言葉のイメージの話
最近よく耳にする言葉といえば緊急事態宣言などです
ステイトオブエマージェンシーとかエマージェンシー宣言といえば自粛する人は減りそうですよね
自粛という言葉もキツい言葉のように感じます
絶対に自粛してほしいからこその緊急事態宣言なのです
エマージェンシー宣言が発表されましたので国民の皆さんはセルフコントロールに心がけましょう
これでは自粛する人は今より少なからず減ってしまいそうですよね
何か欧米ぶって頭のいい人はよくわからない言い回しをするなどと反発も起きそうです
代わりに自粛のイメージを軽くするためにソーシャルディスタンスやロックダウンなどでしょうか
飛沫感染防止のために社会的距離を取りましょうとかコロナが蔓延しているので首都を封鎖しましょうなどというとつらい状況がよりつらく感じてしまいますね
これと同じような印象操作が自然と普段の私生活でも蔓延しているのです
コロナとかの比ではありません
その印象操作によってマイナスイメージを知らないうちに埋め込まれていることがたくさんあると思います
何も起きていないというのに知らないうちに目にしたもの耳にしたものによってなぜか気分が落ち込んでしまっているということがあるのです
それは本当に恐ろしいことだと思います
普通の生活をしていたとしてもキツい言葉ばかりの生活と柔らかい言葉ばかりでの生活で生き方がイメージだけで変わってしまうのです
世の中は複雑ではない話
英語圏ではアルファベットだけで意思疎通が同じように行われています
日本語で言えばあかさたな行までのひらがなだけで会話しているようなものです
わをんの3文字をサービスしてもいいくらいシンプルです
意思疎通を行うだけならそれでも十分生きていけるということです
日本語でも会話するだけならひらがなで十分です
おはよう
おなかすいた
なにかたべたい
う〇ち・お〇っこ
おやすみなさい
生きていけますね
さすがに文化はなさすぎますが難しく考えなければ生きるなんてこんなものです
もちろん日本の文化が悪いということはありません
表現力の素晴らしい国だと思います
ただそれだけ難しく考えすぎたゆえの文化なのでそれに馴染みすぎると生きるのがつらくなってしまうこともあるのだと感じます
だって現代は昔のように3年寝太郎では生きていけません
3年も寝てたら北海道が震災被害にあったというのに復興して東京オリンピックのマラソンコースに正式決定されるほどの期間です
なんと時代の流れが加速していることでしょうか
こんな時代に複雑な日本語を使うことはいいのですが何も複雑に考えすぎて生きる必要はないのです
生きるということはもっとシンプルなのです
シンプルに生きる話
朝起きて歯を磨いて顔を洗ってご飯食べて仕事をしてご飯を食べて仕事をしてご飯を食べてお風呂に入って歯を磨いて寝るだけです
おおざっぱにいえば普段の生活なんてこんなものです
悩みの種といえば仕事のことと家庭のことなどでしょう
仕事のことにしても家庭のことにしてもひらがなに置き換えるくらい細かく簡単にしてしまえばシンプルなことです
配送トラブルのクレームなら配送業者に電話して状況と納期の確認して取引先に謝罪して納期の連絡をして後日配送状況を確認して取引先へフォローの電話をするだけです
もっとかみ砕けば業者に電話してお客さんに電話で謝って連絡して翌日確認取って電話するだけです
行動だけで言えば2日間に電話を3,4回するだけです
それを難しくとらえて悩んでしまう気持ちもわかりますが仕方がないものは仕方がないじゃないですか
さっさと素直に謝って解決してしまって楽になってしまいましょうってことです
難しいなと思える問題もシンプルにやることだけ考えたら意外とたいしたことないものです
さすがに1憶の失敗すれば会社が傾くようなプロジェクトをシンプルに考えろとは言っていません
でも実際はそんな金額の仕事をやっているような人も細かく砕けば同じようなことをやっているのだと思います
だってどんな人間だって同じ人間なのです
そんな人間同士の人間の中の社会の話なのです
背筋の凍るような体験も過ぎ去ってしまえばただの思い出です
なるべく肩の力を抜いてシンプルに生きましょう。