生きるということは仕事をすることだといっても過言ではありません
それほどまでに仕事をしている時間というのは多いのです
これまで私は人生に残された時間の話と寝ている時間の話で時間というものの大切さをお話ししてきたつもりです
でももう1つだけお話しさせてください
働くということはそれほどまでに人生に関わる大切な時間なのです
ずっと何かしら働いている話
私に残された時間は約43年です
これまでのように働いている時間を計算していくのは難しくなります
現在就いている仕事は日曜が休みですが祝日などの絡みも出てきます
何なら土曜は半日出勤です
この時点で計算するのが難しいのでざっくり計算します
定年が65歳のままであったとするなら65歳まで28年です
もし今後定年が70歳とか75歳に引き上げられたなら32年とか37年になってしまいます
もう一度言いますが私の人生に残された時間が43年です
65歳で定年ならまだマシかもしれませんが定年が75歳になんて引き上げられてしまえば定年でやっと仕事が終わったなんて一息ついている間に5年もすれば80歳です
仮に引き上げられなかったとして65歳で退職したとしましょう
今のままで何もせずにいつ死ぬかわからないまま働かずにいられますか?
そのまま素直に引退できる生活費が残りますか?
65歳から仕事以外の生きがいを見つけられるでしょうか?
私には想像ができません
一時的には一区切りがついたと休みを満喫するとは思います
でも15年20年と自由に暮らしたり旅行に行ったり満喫し続けれるような気力と財力があるとは到底思えません
何かしら仕事に就いて余生も働いているような気がします
いつ死ぬかわからないということは不安です
いくらお金がかかるかわかりません
それを補うために働いてしまうと思うのです
仕事のない期間の話
私は転職をしていますので無職の期間がありました
何もしなくていい時間があったのです
何もしなくていいということは何もする必要がないということです
最初は自由になれた気がして1週間ほど録り貯めしていたテレビ番組を見たりゲームをしたりしていました
やがてこのままじゃダメなような気がして生活が狂わないように朝起きて運動をしたり掃除をするようになりました
そして気が付けば何か仕事のようなものを手伝ったり何か仕事を探すようになりました
もちろん再就職するつもりがあったので焦りはあったと思いますが別に1年くらい休んでもいいのかもとも思っていました
ただ生きる目的が明確にない状態が続いたので生きる目的に値するものを探すようになりました
仕事をしている間はそんな気分になるなんて思いもしませんでした
退職した理由は仕事が嫌で嫌で仕方がなかったのです
前職はシフト制でしたので休日がどうしても連休がありませんでした
ゴールデンウィークやお盆休みやお正月休みといった大型連休に憧れがありました
大学生の時には2,3か月休みを取っていました
結局半年ほどで再就職の面接を受け始めました
そしてその間も近所でアルバイトのようなものをさせてもらっていました
おおよそ3か月ほどで何かしらの仕事をしていたのです
"明日から働かなくてもいいよ"
突然そう言われたら素直に受け入れて本当に自由に暮らせますか?
最高の人生のための話
仕事は生きる目的を見つける最良のコンテンツだと思います
人に必要とされ何かしらの生きていく上での目的と目標が与えられて賃金までもらえます
仕事以外にこのような優良なコンテンツはあるでしょうか?
私には考えもつきません
最高の人生を歩むには仕事は切っても切り離せません
仕事を好きになる
仕事に夢中になる
それが最善の人生の生き方だと思います
以前の私は仕事が大嫌いでした
嫌で嫌で仕方がなくて早く仕事が終わらせたい
早く家に帰って仕事以外のことがしたい
テレビが見たいゲームがしたいゴロゴロしたいダラダラしたい…
毎晩夜更かしをして朝も出勤をギリギリまで先延ばしにして毎朝遅刻ギリギリか遅刻をしてしまうほど嫌でした
毎日仕事が始まるのが憂鬱で仕方ありませんでした
今考えると当然です
単純に生きている時間の中で圧倒的に嫌な時間が長くて楽しい時間が短いのです
ところが転職をしてから新しい職場で働く姿勢と働く心構えを教わったおかげで大嫌いだった仕事が苦痛ではなくなりました
別に今ついた職業がやりたかった仕事だとか天職だと言うわけではありません
まだまだ働いて4年目ですし覚えることも叱られることも多々あります
ただ気持ちが折れない腐らないようになりました
気持ち次第で仕事の印象が大きく変わりました
幸せな人生を送るには仕事を好きになることです
幸せな時間が増えるほど人生が幸せになるのは当然のことだと実感しています。